コミックシーモアで先行配信されている漫画「悪魔だった君たちへ」1巻~5巻を読んでみた。他の巻も読んでいったら感想などさらに追記予定のつもり。
この漫画は所謂、クズな元同級生達に復讐制裁していくサスペンス漫画である。エロティックでグロい要素も描かれていくので好き嫌いが分かれる作品ではあろうが、絵は綺麗でストーリーもテンポ良く進んでいく。
基本的に分冊版タイプで販売されており、1冊のボリュームは非常に少ないので最初の1冊、2冊を読んでみて合わなければ読むのを止めれば良いと思う。1冊の価格も150円とリーズナブルなので金銭的にもキツくないはずだ。
漫画のネタバレなどは多くで取り扱っているので登場人物や世界観などに言及してレビューしていこうと思う。ちなみに内容のネタバレを知りたいなら以下サイトがおすすめだ。
悪魔だった君たちへ 登場人物
復讐される側になるのが高校時代の仲良し6人組。
信、俊夫、雄介、倫太郎、花奈、美穂といった6人である。その他の登場人物としてまだ名前が明かされてこない復讐者。復讐者と姿形がそっくりな下田幸太といった男である。
ちなみに信と美穂は婚約予定。雄介と花奈は不倫関係にある。
悪魔だった君たちへ レビュー
第1話~第5話を読んでみてのレビュー、感想、気付きなどを綴っていく。
クズなヤツに制裁を加える復讐漫画!
この漫画の垣根はここである。
下田幸太といった男は高校時代、仲良し6人組メンバーに苛められていた。その逆恨みで復讐を決行していく。最初は読者もありきたりな復讐漫画だと思わされていく。実に私もそうだった。
しかし、下田幸太とは別に姿形が近い人間である復讐者が首謀者である事が後々、判明していく事になる。基本的に6人メンバーはクズ男、女ばかりなので復讐される事に異論はないが、この復讐者も何やら正義と言うより歪んだ思想で復讐をしている節が見て取れていく。
言う慣れば悪対悪が戦っているような感じである。
復讐方法であるが人間の汚い部分を暴露、拡散して社会的死に追い詰めていったり、わざと仲間割れ的なものを発生させて同士討ちさせていったり…。復讐者はハッキングのプロであり、エグい復讐方法ばかりを難なく計画していく。
グロだけではない!
悪魔だった君たちへの最大の魅力と言うか…男性陣が喜ぶポイントはグロい場面だけでなく、エロティックな描写も多く差し込まれていることだろう。
グロだけでなくエロ要素も入れて物語にしっかりとメリハリが生まれているのもこの作品の最大の魅力である。ちなみに男性が気になる女性陣の顔面偏差値であるがかなり綺麗で可愛く描かれている。
さらにスタイルも良いので満足するはずだ。
好き嫌いは分かれる漫画
上述したようにグロい要素、エロ要素などが散りばめられた作品であり、純愛など一切ない。出てくる登場キャラもいい塩梅でクズ、ゲスな男女ばかりである。
その為、少年ジャンプのようにヒーローが悪者を頑張って倒す!なんて要素は微塵もない。どちらかと言うと大人のドロドロとした復讐物語が描かれていく。しかも、ただの復讐ではない事が読み進めていくわかっていくのだ。
復讐物の漫画を多く読んでいる人であれば余裕の及第点であり、裏切らる事はまずないだろう。
悪魔だった君たちへ 総評
新時代のサイコホラー漫画と称されるだけあって、ゲテモノ漫画が好きなら満足できる内容に仕上がっていると思う。
ただし、過剰なエロやグロ要素を求めているなら肩透かしを食らう面もあると思う。ある程度は柔らかい具合で書かれているのでドギツイ見るのも嫌になるグロ要素などはないので安心してほしい。
私、個人であればこの手の漫画は好きなので人に全然お勧めできるレベルであるが嫌いな人はとことん好きになれない漫画だと思う。無料試し読みも可能になっているので気になった人は是非、コミックシーモアで覗いて試し読みをしてみて欲しい。
では☆